01-3005信濃守藤原信吉(拵付)脇差(日刀保・特別保存)
日本美術刀剣保存協会「特別保存刀剣」鑑定書付き
表 銘:信濃守藤原信吉 | 裏 銘:— | 時 代:大阪新刀 |
刃 長:39.1cm | 元 幅:2.9cm | 元 重:0.58cm |
反 り:1.0cm | 先 幅:2.16cm | 先 重:0.4cm |
目釘穴:1個 | 鞘を払って:460g | 刀身のみ:356g |
登 録:京都府教育委員会 平成 5 年 10 月 |
業物、京五鍛冶。高井金三郎(初代信吉)今日三品門下に属し、平安城を拠点とした。
丹波守吉道、近江守源久道、近江守一竿子忠綱、伊賀守金道とともに京五鍛冶に数えられ、
山城国を代表する新刀鍛冶である。その親族らはのちに摂津に移住、それぞれ信吉を名乗り、
越前守、阿波守、相模守、河内守を受領、大阪三品一門の発展に尽力した。
地鉄 白けごころにざんぐりとした板目、鎬地柾目。
刃文 尖り互の目。足入る。
鋩子 小丸にやや焼き下げる。裏掃き掛け。
茎 生ぶ。信濃守藤原信吉と切る。
鎺 二重鎺。