01-3036水心子正秀(白鞘)脇差

01-3036
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日本美術刀剣保存協会「特別保存刀剣」鑑定書付き
表 銘:水心子正秀 花押 刻印 裏 銘:復古三千刀乃後造之 時 代:新々刀
刃 長:壱尺九寸九分(60.3㎝) 元 幅:31.3㎜ 元 重:6.3㎜
反 り:五分0厘(1.5㎝) 先 幅:22.8㎜ 先 重:4.5㎜
目釘穴:4個(うち3個埋め) 鞘を払って:—g 刀身のみ:558g
登 録:愛知県教育委員会 昭和 28年 4 月

水心子正秀は新々刀最上作にして、「新々刀の祖」、「江戸三作」に数えられる最高峰鍛冶。
名を川部儀八郎といい、寛延三年(1750)生まれ、出羽「米沢藩」出身であり、刀工を心座して上京、
武蔵国宮川吉英に学び、「宅英」、「英国」と銘切る。安永三年に山形藩主である秋元家に召し抱えられ
「正秀」と改名、「水心子」を号とした。
文政元年に二代白熊入道に名跡を譲り、「天秀」と改名。同八年に76歳で没した。

正秀は、大慶直胤、細川正義ら二百人近くに及ぶ門弟を輩出、また自身の卓越した理論と実技のすべてを著書に残し、
江戸中期以降に沈滞していた刀剣界に鍛刀技術革新をもたらしたことから、
「新々刀の祖」と称され、大慶直胤、源清麿とともに「江戸三作」と評される。
また、非常に研究熱心であることでも知られ、たびたび名刀工の子孫を訪ねて教えを請い、
相伝は正宗の子孫とされる「山村綱広」に入門、系図と秘伝書を授かっているほか、
山城伝、備前伝の古法を探求し、市販鉄ではなく砂鉄の精錬から鍛刀する「おろし鍛え」も発見したとされる。

正秀の作風は前期と後期で趣が異なる。作刀初期(安永から享和頃)は
越前守助廣風の濤乱刃や井上真改風の直湾れ刃など、焼きの深い華やかな作が多く、
文化以降は、自らが「刀はすべからく鎌倉期へ回帰せよ」と提唱した「復古造法論」の実践から、
実用本位とした穏やかな直調に互の目、丁字交じりの作風へと移行していった。
また、文化頃から茎にみられるようになった刻印は、「日天」の文字を独鈷剣の如く図案化したもので、
贋作予防として創始したといわれる。

本作は、平安時代頃につくられたとされる小烏丸を自らの「復古造法論」により再現したもので、
文化末頃の作とみられる。地鉄は沸が微塵に付き地景が流れ、匂口は美しく冴える。
当時の実用本位の低い刃には砂流し、金銭が豊富に働き、地刃ともに最良。
新々刀最上作の傑作である。茎には復古三千刀の後に作刀された旨が切られているが、
復古三千振の作刀は誇張したものではなく、正秀をはじめとする門弟の精力的な作刀を伺い知ることができる
貴重な一振である。

姿 小烏丸造、一尺九寸九部とほぼ打刀ほどの長寸脇差。
地鉄 小板目最も良く詰まり、匂口が最高の冴えを見せ、地沸微塵に敷く。
地景むらなく全体に働き、流れてきらきらと輝く。板目良く盛れ地鉄最良。
刃文 当時の写しで焼き刃が非常に低く、湾直刃を焼く。砂流し、金筋良く働き、潤みごころで刃が古く見える。
鋩子 掃き掛け、金筋を交えて深く焼き下げる。
茎 生ぶ、化粧鑢あり、勝手下がり。「日天」の刻印あり。
鎺 銀無垢、時代鎺

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