01-3038兼房作(白鞘・拵)刀 / 特別保存刀剣
日本美術刀剣保存協会「特別保存刀剣」鑑定書付
表 銘:兼房作 | 裏 銘: | 時 代:新々刀 |
刃 長:70.7㎝ | 元 幅:31.7㎜ | 元 重:7.2㎜ |
反 り:0.9㎝ | 先 幅:24.0㎜ | 先 重:4.6㎜ |
目釘穴:1個 | 鞘を払って: | 刀身のみ:832g |
登 録:東京都教育委員会 平成23 年 6 月 |
二尺三寸以上あり、ずしっと重みのある、疵の無い健全な名刀です。
姿 鎬造、庵棟、身幅、重ね尋常で反り浅い。中切先。疵なく健全。刃区はしっかりしており、研ぎをあまり経ていないとみられる。
地鉄 杢目良く沸えて精良。白け映り立ち、地沸厚く敷く。所々地景、葉を交える。鎬は杢目を交えた柾気味の肌。
刃文 尖り気味の三本杉に小乱れ交える。互の目足に沸がこごり、金筋、砂流しを交える。砂流しは尖り足を切るように働く。
鋩子 表裏とも沸付き、先掃き掛けて小丸に深く返る。
茎 生ぶ。栗尻、勝手下がり鑢。