05-045綾小路永峯 猛禽図 縁頭 赤銅魚子地

05-045
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日本美術刀剣保存協会「特別保存刀装具」鑑定書付
時代:江戸 銘:花洛住 永峯(花押)
頭(縦×横×高):33.0mm×17.0mm×9.6mm 縁(縦×横×高):39.2mm×24.5mm×11.3mm

綾小路永峯。江戸時代中期の金工師で、通称を次郎三。
彫口は美濃後藤の彫技を基礎にし、縁頭の縁の小縁を厚手の金色絵に仕立てるのが見所。
本作、目の詰んだ赤銅魚々子地に岩場にとまる鷹を見事に高彫する。
鷹の躍動感あふれる表情は素晴らしく、岩や松の堂々とした枝振りで、その技量の高さが伺える。
要所要所を質量感豊かに彫り、金色絵で彩り、力強くコントラスト華やかな縁頭で、金色絵した厚手の縁は得意とする所である。

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