06-203 干網に鶴図 割り笄 素銅地

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¥88,000

時代:江戸 銘:なし
長さ(横):213.0mm 幅:11.3mm 厚さ:3.0mm

素銅磨地に枯れ木に吊るした干網と一羽の鶴をそれぞれ片切彫で量感たっぷりに彫る。本作、細身の割り笄で、元来、笄は女性が髪を結う時に髪を掻き揚げて髷を形作る櫛のようなものであったが、男性の場合は頭が痒い時に髪型を崩さずに掻くなど、侍の身だしなみに欠かせない装身具として脇差に装着するようになった。

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